2009/03/08 (Sun) 04:31:38 ひねくれ履歴

 続き

2004年8月、相場師ひねくれ（笑）デビュー

主な取引銘柄、仕手株　取引手法なし（笑）　資金約600万

 

まさに（笑）である。

いやー無知って恐ろしいね。

株買えば儲かるとか思いこんでたね当時は。

手法なんてものは当然確立してるわけじゃなく、ただ値上がりしてるものを買って、あがったら売ろうとか考えてました。

 

例えるなら、戦場で、何も知らない素人が普段着のまま戦うようなもの。

たまたま撃った弾が相手を射抜くことはあっても、それ以上に自分ダメージのほうが大きいのは明らかです。

 

2003年ならそれでも十分戦えたんでしょうが、2004年後半はそうもいきません。

みるみる内に資金を溶かし、たしか600万から400万くらいまでひねくれ株大暴落。

そもそもなんで600万もあるかという話になると、親も株をやってて、俺もそれに投資して、3倍くらいになりました。

 

時々勝ってもトータルじゃ余裕で負ける取引の繰り返し。

10勝って、20負けるような取引が続けばお金がなくなるのは当然のこと

まあここでありがち？なのかわかりませんが、損失を取り戻すために大勝負に出ます。

 

7007佐世保重工業、履歴がもうみれないので正確な取引は忘れました。

たしか、信用取引ほぼ全力で6マン株くらい160円付近で買ったと思います。

当時400万を切っていたので自分としては全力の大勝負。

結果は・・・マイナス70万くらだったかなｗｗｗ

チャート見るとその後ぐんぐん値を伸ばしてますが、耐えられずにぶんなげ。

全力勝負だと精神的に非常にくるものがあって、損失より早く楽になりたいという気持ちのほうが、強かったように思います。

同じことした人なら、この気持ちはわかってくれるはず。

 

で、損切りした後は茫然自失、でも、損きり直後はそんなに気分は悪くなかった。

逆に、すがすがしい気持ちでいっぱいでした。

反動が翌日来てかなり落ち込んだけどなｗｗｗ

 

それ以来、しばらく取引は休んで、ずっと板だけ見てました。

主に、ライブドアや楽天等の個人投資家に人気のある株です。

このままじゃいけない、今のままじゃ勝てない・・・

そんなこと思いつつ必死に板を見てました。

そして、ある日、とんでもないことに気づいたのです！！

 

それは、急落している株は大きく戻すということ。

ライブドアや楽天を見ていて今更気づいたのです。

ただ、当てはまるのは小型か新興くらいですね。

 

早速、毎日板とにらめっこしながら、頭の中でシミュレーションしていきます。

板とチャートを確認しながら、どのタイミングで買いを入れ、売るか・・・

そして、自分の中で確立した勝ちパターンとして

 

・厚めの買い板が破られ、狼狽売りが出た後、下げ止まった瞬間に買いを入れる。

・急騰後の急落で、約半値押したところを買う。

・値動きが落ち着き、売り板と買い板が逆転するタイミングを見計らって、そこを狙う。

 

さらに、全体の雰囲気や出来高など細かい部分も考慮して、上記の簡単なルールを守れば、取引で勝ち続けることができました。

急落後、高確率で半値くらいは戻すので、リターンもそこそこあって、超短期のデイ専門の人には、魅力的な取引手法だったと思います。

 

2004年冬の新興市場は大荒れで、全体が大きく下げていましたが、この取引手法のおかげで、負けることはほぼありません。

ただ、1回の利益は数千円から、多くても10万はいかない程度だったので、そこまで大きな利益にはなりませんでした。

しかし、塵も積もれば山となる、細かい利益の積み重ねで資金は着実に増え、信用余力の上限も上がり、取引回数や1回の損益の幅も増えていきました。

 

あの人とは今は有名となった株○助さん。

昔は、HANABIと名乗っていましたが、2億の看板をもって登場。

その取引手法とは、当時はかなり有効だったリバウンド狙い。

俺と同じやり方ですね。

DVDなんかも高額で販売してかなりの数を売り上げたようです。

評判を聞く限りでは、かなり悪かったみたいだけどなｗｗｗ

 

この人の登場した後で、リバウンド狙いの取引に変化がありました。

その変化とは、急落時に中途半端なところでの買いがちらほらみられるようになり、買ったらすぐに売りをぶつけてくる人が増えたことです。

これにより、下落の幅が狭まり、上値の余地がかなり限られたように感じます。

時期的にも、この人の影響だと俺は思っています。

 

一応、取引手法そのものは今もなお有効ですが、リスクの幅が大きくなり、リターンの幅は狭くなりました。

中途半端なところで買いが入ったりして戻らなかったり、リバウンド狙いを利用した売りなどで2段、3段下げなども当たり前なので、よっぽど自信がない限りは、狙うことはなくなりました。

小額なら今の相場ではチャンスは多いので、悪くないかもしれませんね。

トータルで勝つ取引手法としては非常に優れていると思います。

欠点は、大きく儲からないことくらいですね・・

 

 

いい機会だから、明日は初心に帰って、昔の取引方法で頑張ってみようと思う。

あの頃は真剣で、当時は実感がなかったけど、一番相場を楽しめた時期でもあった。

7時前に起きてニュース等を確認、9時前に銘柄を入れ替えて、15時までPCの前に張り付き、場が終わったら録画したマケスピの動画を見ながら、平行して2chをチェック。

遊びに行く時以外は、ほとんど株のために時間を使ってたっけ・・・