忍者ブログ
FX  巧い人の思考
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 外為市場のタイムスケジュールは日付変更線に最も近い経度であるニュージーランドのウェリントン市場から開き、東京、ロンドン、ニューヨークと移りながら、土日を除く24時間、常にオープンしています。

もちろん、地域ごとに市場を分けていても、世界中からいつでも外為市場に参加することができます。

また、日本人には馴染みがあまり無い、サマータイムも意識する必要があります。サマータイムは、4月の第1日曜日から始まり、10月最終日曜日に終わります。

通常、外為市場で一般的な「1日」の終わりとして、ニューヨーク市場が閉まる時間:”ニューヨーククローズ”が使われます。サマータイムの時には日が延びるということで、1時間、時間が早まります。

つまり、
冬時間(通常時)のニューヨーククローズ(NYTime:17時)=東京時間の午前7時
夏時間のニューヨーククローズ(NYTime:17時)=東京時間の午前6時
となります。

欧米の指標発表の時間帯も変わりますし、各市場ごとの動きも若干、夏と冬時間では違った動きをするので、4月始めと11月始めは時間帯の変わり目として意識しておく必要があります。

PR
 現在の外為証拠金取引業者間での競争は激しくなっており、手数料の値下げ競争もどんどん激しくなってきているので、外為取引をする個人投資家にとっては非常に有り難い状況になりつつあります。

手数料といっても、長期投資ならばさほど気にしなくてもよいかもしれませんが、短期売買を繰り返す外為トレーダーにとっては、手数料の多寡は非常に大きなコストとして跳ね返ってきます。

このため、基本的に、手数料は安ければ安いほど良いというのは真実です。

 

加えて、買ったり・売ったりしたら、決済するために、反対売買をいずれはしなければ利益も損も確定できないわけですから、往復売買のトータルコストがいくらになるのかという点も見てみて、トータルコストを算出できるわけです。

また、これは税金の話になるのですが、年間20万円以上の利益を上げた方は税金を払う必要がありますが、手数料は必要経費として算入することができます。

 外為証拠金取引の特徴として、少ない資金で大きな利益を得ることができる点があります。(裏を返せば、少ない資金で大きな損を被ってしまうこともできる)

元本(投下した資金)の何倍-数十倍もの取引ができることを「レバレッジ効果(テコの効果)」と言います。

外為証拠金取引に、”証拠金”という単語が付いているのも、証拠金を担保として外為取引業者に差し入れれば、何倍-数十倍もの大きなポジション(通貨持ち高)を保有して取引することができるからです。

また、頻繁に使われる言葉として「レバレッジ率」というものがあります。

レバレッジ比率を簡単に言うと、「差し入れた証拠金で、保有することのできるポジション量」になります。

例えば、1USドルが100円と仮定した場合、下のようなレバレッジ率になります。

保証金 取引可能なポジション量 レバレッジ
100万円 1万USD(100万円) 1倍
50万円 1万USD(100万円) 2倍
10万円 1万USD(100万円) 10倍
2万円 1万USD(100万円) 50倍

外為取引業者によって、レバレッジ比率は10-200倍程度まで様々な業者があります。

上の図を見ればお分かりのように、レバレッジを高くすればするほど、少ない資金で大きなポジションを取引することができるので、ハイリスクハイリターンになります。

故に、外為取引をする際には、証拠金比率(保有しているポジション量÷証拠金の額)の管理が重要になります。
(例えば、100万円の資金を証拠金に入れて、5万USドルを買った場合、証拠金比率は5倍になり、それ以上ポジションを保有しなければ、実質的なレバレッジ率を5倍に抑えているのと同じになる)

このため、高いレバレッジ比率を提供している外為証拠金取引業者だからといって、ハイリスクハイリターンの外為取引しか出来ないというわけではありません。

たとえ、レバレッジ率が200倍まで可能な外為業者だったとしても、自分でレバレッジ比を1倍にしておけば、銀行で外貨預金しているのと同じになります。

このように、要は自分が外為取引をする際に、どの程度の実質的なレバレッジをかけるのかという点が外為トレードをする際に最も重要な点です。

(蛇足ですが、レバレッジ10倍の外為業者でフルレバレッジ10倍の取引をすれば、レバレッジ200倍の外為業者で実質レバレッジ率5倍の取引をしている人よりもリスクが高いということです。当たり前なんですが、、)

[1]  [2]  [3]  [4]  [5
忍者ブログ [PR]