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FX  巧い人の思考
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 外為証拠金取引では、高金利通貨を買って、低金利の通貨を売れば、両通貨の金利差分をスワップとして受け取ることが出来ます。

(例えば、USドルの政策金利が5%で日本円のそれが0%の時には、10000万USドル買い/日本円売りの場合(1USD=115円)、1日あたり10000×115=1150000×0.05=57500÷365=157円のスワップ収入を得ることができます)

このスワップ益をインカムゲイン(利子・配当による収益)と言います。(ちなみに、為替差益のことは、キャピタルゲインと言います)

逆に10000万USドル売り/日本円買いの場合には、金利の低い日本円を金利の高いUSドルで買っていることになるので、1日あたり160円ぐらいスワップを支払うことになります。(通常、借り入れコストが発生するため、マイナススワップの方がプラススワップよりも大きい)

スワップの受け取りと支払いは、保有しているポジションを翌日に持ち越した時(ロールオーバー時)に発生します。通常、ニューヨーク外為市場がクローズするニューヨーク時間の午後5時(日本時間の午前6時or午前7時)に受け取りと支払いが発生する業者が多いですが、まれにロンドンフィックス時にスワップが発生する業者もあります。

もし金利の高い通貨のポジションを持っていれば、1日ごろに平均取得単価を良くしていくことができますので、この点は投資家にとって非常に有利なポイントです。本物の投機家であるヘッジファンドなども、金利差に着目した外為トレードを実施することがあり、これをキャリートレードと言います。

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 外為取引業者が提示するレートは外為業者が勝手に決めて良いことになっているので、私たち個人投資家にとって、不利にならない真っ当なレートを提示してくれる外為業者を選ぶ必要があります。

複数の外為口座を開設してみれば分かりますが、同じ瞬間でもそれぞれの外為業者によって、微妙に提示しているレートが違います。

外為取引業者が提示するレートをBID(売り気配)とASK(買い気配)といいます。私たち個人投資家は、外為通貨を売りたい場合にはBIDレートで売り、買いたい場合にはASKレートで買うことになります。

外為取引業者が提示するBID(売り気配)とASK(買い気配)の差を「スプレッド」と言いますが、このスプレッドは売買をする投資家にとってのコストになります。
(買った/売ったら、いつかは決済のために反対売買をすることになるからです)

実際に外為取引業者が提示するスプレッドは個々の業者によって異なりますし、外為業者の得意な通貨によってはスプレッドが小さい(=投資家にとって有利)通貨とスプレッドが大きい(=投資家にとって不利)通貨がありますので、自分が頻繁に取引をする通貨のスプレッドには注意する必要があります。

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