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FX  巧い人の思考
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ザラバ・板寄せという方法で、商品先物市場では売買が行われています。
ザラバとは、正式には複数約定値段方式といい、一定時間帯に複数の値段が接続的に形成される方法です。
株式の取引を経験されたことのある方なら、この方法はなじみが深いと思います。
ザラバ方式では、立会時間に値段と数量がマッチしたものを取引成立させています。
取引のルールとしては、価格優先⇒時間優先の原則があります。
メリットとしては、刻々と変化する取引の状況に対応しやすいという点が挙げられます。
例えば、アメリカがイラク戦争を始めたというニュースが流れた時に、原油上がる?と思った人は、すぐに買いを入れることができます。
また、オプション取引・さや取りとも相性がよく、円滑に取引を成立させることができます。
デメリットとしては、取引の成立価格が不明瞭なことです。
指値をする場合を除いて、取引業者との取次ぎの過程で、自分がどの値段が約定したのかの過程がわかりにくいのです。

一方、板寄せ方式とは、午前10時・11時・午後1時・3時などと時間を決め、その決められた時間に売り手と買い手が集合し、その時点で全ての売買を決めます。
そのとき、売りたい人が多ければ価格は下がり、買いたい人が多ければ、価格は上がります。
メリットとしては、取引の成立価格が透明で明瞭である点が挙げられます。
板寄せでは、一本値なので委託取引において、取引価格が明瞭であります。
デメリットとしては、さや取り・オプション取引などとの相性が悪い点があります。
また、刻々と変化する状況に対応が遅れるという点も挙げられます。
このように、商品先物の取引方法には、2種類ありますが、取引する商品によってどちらの方法かきまっています。
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